わらび粉作りを体験・見学してきました!

こんにちは!!【omu】です。
突然ですが、わらび餅に使われる「わらび粉」の原料をご存じでしょうか?
わらび粉は山菜であるわらびの根っこから作られます。
そして由利地域では今や3世帯4名となった三ツ方森で、このわらび粉作りが行われています。
生産されたわらび粉はすべて京都に出荷されており、天然ものとして高い評価を受けているそうなんです!!
先日、三ツ方森でわらび粉作りの一部を体験・見学してきたので、 その様子をご紹介します!

さっそく根っこ掘りからスタート。
…これがかなりの重労働!!
開始15分でペースが落ち、黙り込んでしまいました(@_@)
何もないようですが、根っこが縦横無尽に走っています。

体感では20~30cmくらいの深さにありました。
意外と深く感じます。
鍬で根っこを捉えた感触が良い感じ(。・ω・。)

夢中で掘り進めていたら1時間半が経過。
本日のノルマを達成ということで掘り作業は終了!!
(体力的にもいっぱいいっぱい…)
5人で10ケース(70~80kg)ほどの成果でした

洗いの工程をみせてもらいます
水を汲み上げて、この機械で回しながら洗います。
水の色で洗いの状況を確認するそうです。
プロの目で確認していました(`・ω・´)

洗う前後でこんなに色が変わりました! 
こんなに黒い根っこだったのか(゚Д゚)
断面に見える白い部分がいずれわらび粉になります

つぶしてデンプンを抽出し、沈殿させているところ。
かなり大きい容器でしたが、底に溜まっているのはほんの少し。
なんでも収穫した根っこに対し、わらび粉は5%程度しかとれないのだとか!

容器を変え、濾す作業を繰り返します。
やっと姿が見えてきました。
底にある白い層がわらび粉になります!

乾燥させた固形の姿。
表面に残ってしまう不純物は削ります。

出荷される時の姿。
1kgで袋詰めされます。
今日の私の収穫量だと1袋に満たないΣ(゚д゚lll)ガーン

ご厚意でわらび餅を振る舞っていただきました!
美味しい!
ここに至るまでの過程を知ったので、より美味しい!

天然のわらび粉は貴重で評価が高い! その理由が分かった気がします。
そしてまたひとつ由利地域の素敵な魅力に気づくことができました(o^^o)
貴重な経験をさせていただきまして、ありがとうございました!

なお、三ツ方森や、三ツ方森でのわらび粉作りについては下記もご覧ください。
秋田県の頑張る農山漁村集落応援サイト

【omu】